【近鉄】番外編 吉野から上本町まで硬券入場券を買いに行く さくらライナーで行く 吉野 林業の町(番外編)
入場券を買いに吉野から上本町まで行く
前回は吉野の町を散策し吉野神宮前駅から帰宅の途に就くことにしたところまで書いたところ、ブログの「今月のファイル容量」をオーバーしてしまい、写真が貼り付けられなくなったため中途半端なところで終わってしまいました。
前回はこちら↓
今回は、一旦帰宅の途に就いたものの大阪上本町駅に硬券入場券を買いに行く番外編となっています。
とりあえず、橿原神宮前まで行きましょう。
通過待ちで吉野口に停車。
吉野口駅の雰囲気は普段の近鉄の駅とは少し違っています。木の駅舎最高です。
橿原神宮前駅に到着!橿原線に乗り換えますが少し時間を取って駅内をぶらぶらします。
ん?あれは・・・
またまた青の交響曲に出会いました。今日だけで、吉野駅で(第一便)、吉野川橋梁で(第二便)、吉野神宮前で(第三便)、橿原神宮前で(第四便)といろいろな場所で4回見れました。この便は吉野から大阪阿部野橋に帰るところです。次に会うときは乗車したいですね。
反対側のホームにとまっているのは、これまた朝に吉野駅で見かけた16010系です。16010系は1編成しかないので間違いなくさっき出会った車両です。
前編の「大阪線スタンプ押し旅&伊賀観光」から駅スタンプ集めをしているので、この駅でも押しておきましょう。スタンプを押しに駅務室なり駅長室なりに入るときは毎度毎度変な緊張をします。
橿原神宮が描かれたスタンプ。橿原神宮は行ったことがないです。それどころか伊勢神宮も行ったことがない。近鉄沿線に住んでいるからには一度は行ってみたいですね。
橿原神宮前の駅舎は橿原神宮の玄関駅にふさわしい立派な姿をしています。
1940年の皇紀2600年大祭に合わせて畝傍線を新線に切り替え、久米寺駅を橿原神宮駅駅に改称し(1970年に橿原神宮前駅に改称するまで駅に駅がつく珍しい駅でした)、その際にこの駅を新造。
そして大和西大寺駅-橿原神宮駅駅間を橿原線とし、ここに橿原線が誕生しました。
奈良の伝統建築である大和棟の様式を模したコンクリート造りの駅舎となっています。大和棟を模した駅舎といえば先ほど見てきた吉野駅を思い出します。
それでは橿原線に乗り換えて大和西大寺に向かいましょう。夕方ラッシュに近づき、車内は徐々に混雑していきます。混雑している中でロングシートで写真などとれるはずもないので大和西大寺までの写真はありません。
石切-瓢箪山間の車窓では大阪平野を一望できる絶景が見られます。
日本でも有数の絶景車窓だと思います(近鉄以外の車窓あまり知らないですが・・・)。
というわけでしばらく乗車して、大阪上本町に到着。難波線・奈良線の列車は地下ホームに到着します。
上本町に来たのは窓口で駅員さんに発券してもらえる「硬券入場券」を買うためです。全国から姿を消していった硬券の切符ですが、近鉄では硬券の入場券が窓口販売でのみ生き残っていました。券売機で普通の入場券が買えるのでわざわざ硬券の入場券を購入するのは鉄道ファンくらいだったのですが、ついに近鉄も2022年3月31日をもって窓口係員による硬券入場券の発売を終了することになりました。
そこで記念に買っておこうと思い立ち、近鉄の中心駅といったら乗降客数のランキングとか関係なくやっぱり上本町だろうということで上本町の硬券入場券を買うことにしました。
地上ホームの改札前の特急券うりばと書いてある場所で買います。2日前の「大阪線スタンプ押し旅&伊賀観光」のスタート地点も大阪上本町だったのですが、その時は窓口が開いていなかったので買えませんでした。
160円で硬券入場券を1枚購入しました。券売機で買う普通の入場券と値段は変わりません。発売終了まで1週間を切っていたので在庫が残っているか心配でしたが、大きな駅では残っているみたいでした。記念に買えてよかったです。
最後の回は番外編となりましたが、これにて「さくらライナーで行く 吉野 林業の町」編完結です。
読んでいただきありがとうございました!